首が痛くならないショルダープレスの方法 #67

2024年9月19日

鎌倉、由比ガ浜大通りにある鎌倉 パーソナルジム body in space 代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。

ミッション

「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、

スタイルアップを健康に。

をコンセプトに、鎌倉 パーソナルジム body in space を立ち上げる。

背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで

“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、

一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。

  1. ショルダープレスでどこを鍛える?
  2. 肩甲骨の動き
  3. 肘のポジション

ショルダープレスでどこを鍛える?

肩のトレーニングにショルダープレスと言う種目がありますが、

この種目で首が痛くなるケースがあります。

首が痛くなるような動かし方をしているからですが、

首が痛くならない正しい動かし方を知っていて、実践出来ている方の方が少ないはずです。

では、どのように動かすと首が痛くならずにショルダープレスが出来るのか?

鍛える箇所の考え方を変えてみる事です。

木島はショルダープレスで、

背中を鍛えます。

背中のトレーニングとして、ショルダープレスを行うと、首は痛くならないし、結果として肩も鍛えられます。

肩甲骨の動き

行う動作として、ウェイトを頭上に持ち上げる事には変わりはありません。

しかし、

胸椎伸展位をキープしながら動作を繰り返す事を、

意識するかしないかの違いが、大きな差を生みます。

その時にポイントとなるのが、肩甲骨の動き。

首が痛くなる動きは、

動き始めから肩が上方に上がり、僧帽筋の緊張を強めている動かし方です。

これに対して、首が痛くならない動かし方は、

動き始めは肩甲骨(肩)を下げながら肘を上方に上げて、肘が顎を通過したら自然と肩が上がる動かし方です。

初動作の違いですが、これが分かれ目です。

肩甲骨を下げながら肘を上げると、肩甲骨は後傾しながら上方回旋していき、羽根を広げるような動きになります。

そうすると、必然的に胸椎は伸展位にならざるを得ないので、胸椎周りの背中の筋肉が働きます。

更に肩甲骨を外に広げる意識が持てると、前鋸筋が働いて更に肩甲骨の安定化が強化されるトレーニングとなります。

肘のポジション

そして大事な事が、肘のポジションです。

肘は常に手首の下に位置させます。

前腕が床に対して常に垂直に保つと言う事です。

そうする事で、重力に対して正対し、余計なトルクが肩や肘に発生しないので、関節を痛める確率が下がり、安全にトレーニングを行えます。

それによって、肘に重さを感じる事が出来て、そこから背中にも負荷を感じられれば、身体の使い方は成功です。

ショルダープレスの動作中、ずっとその肘に受ける重さと、背中のテンションを感じ続けると、

首や他の関節を痛める事なく安全にトレーニングが出来て、背中と肩、二の腕が適切に鍛えられます。

ですから、ショルダープレスによって、

キレイな姿勢、背中、引き締まった二の腕を作る効果が得られます。

ただし、ショルダープレスを行う注意点として、

腕が耳の横に付かない。

付いても腰を反っている場合は、

関節可動域が足りないので、胸郭周りの可動域を高めてから行ってください。

そうしないと、肩、腰を痛めます。

ショルダープレスは、闇雲にウェイトを上げないで、背中を意識してみると、

一石何鳥もの効果を得られますよ。

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鎌倉 パーソナルジム body in space
営業時間:9:30〜18:30(最終案内17:00)
定休日:火曜日、不定休あり
会員制パーソナルジム
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