腰痛改善は筋肉ではなく骨の動きを意識する #85

2024年10月12日

鎌倉、由比ガ浜大通りにある鎌倉 パーソナルジム body in space 代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。

ミッション

「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、

スタイルアップを健康に。

をコンセプトに、鎌倉 パーソナルジム body in space を立ち上げる。

背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで

“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、

一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。

  1. 動くのは骨
  2. どんな動きをしたいのか
  3. 結果として筋肉が働く

動くのは骨

身体は骨を筋肉が引っ張り関節が動く事で、動作が成り立ちます。

その動作を命令しているのは脳・中枢神経で、

自分が動こうと思った時、

外部環境の変化に対応しようとした時、

神経から筋肉に命令が伝わり身体が動きます。

このように、筋肉は収縮して筋力を発揮する事が仕事ですが、

その収縮を決定付けているのは、骨の動きです。

骨の動きを達成させる為に、全身の筋肉が協働して適切な収縮を行い、動作を行います。

どんな動きをしたいのか

トレーニングも動作です。

どのような動きをしたいのかによって関節運動が決まり、

それを実現する為に筋肉が収縮して骨が動く事で、トレーニングが成り立ちます。

この動作と言うのは部分を示すのではなく、身体全体を示します。

腰痛改善・予防の為にトレーニングをしようとした時、

股関節を機能させて適切に動かし、腰の負担を減らす事を目的とするなら、

臀筋だけを意識して、その筋肉に効けば股関節の機能は高まるでしょうか?

答えはNOです。

腰痛が起こる原因となる、身体の動かし方を改善させなくてはいけませんから、

股関節に着目する事は良いですが、股関節が影響を受ける他の部位にも、目を向ける必要があります。

例えば、スクワットで足首が曲がりすぎて、膝が前方に動き過ぎれば、

股関節の屈曲角度は小さいので臀筋がストレッチされず、臀筋を強く働かす事は出来ないので、

股関節機能の向上には至りません。

結果として筋肉が働く

股関節を屈曲させて臀筋をストレッチさせるには、骨盤を前方に傾けて大腿骨に近づける事が必要です。

臀筋をストレッチしようと筋肉を考えるより、

骨盤の傾きを考えて動く事で、結果的に筋肉は望む働きをしてれます。

また、腰椎がグラグラ動かないように腰を保護してスクワットをする場合、

股関節を外旋させて膝を外向きにして臀筋を働かせ、大腿骨を骨盤に押し付けて安定させる事で、

骨盤から腰椎の動きを制御します。

骨、関節の動きをしたいが為に筋肉が機能しますので、

腰痛改善など、身体の機能を高めるなら、鍛える筋肉から考えるのではなく、

骨の動きに着目してトレーニングをすると、身体は適切に筋肉を働かせて、

痛みを起こさない動作をしてくれますよ。

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鎌倉 パーソナルジム body in space
営業時間:9:30〜18:30(最終案内17:00)
定休日:火曜日、不定休あり
会員制パーソナルジム
bodyinspace.kamakura@gmail.com
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