背中のトレーニングで肩が痛いなら腕でなく肩甲骨で引く#94
2024年10月28日
鎌倉、由比ガ浜大通りにある鎌倉 パーソナルジム body in space 代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。
ミッション
「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、
スタイルアップを健康に。
をコンセプトに、鎌倉 パーソナルジム body in space を立ち上げる。
背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで
“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、
一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。
- 肩甲骨のポジション
- 胸椎伸展位を保つ
- 肩甲骨で引く
肩甲骨のポジション
姿勢改善、美背中、肩こり解消などの為に、背中のトレーニングをしている人や、ご経験された人は多くいらっしゃると思います。
その際に、肩を痛めてしまった事がある人や、
トレーニングをしようとしたけど、肩が痛くて止めてしまったケースがあるのではないでしょうか?
これらの場合、身体の動かし方に問題があって、
肩を痛めてしまったり、肩こりが助長されたりしているはずです。
このような不適切な状態から、確実に背中を引き締める効果を得られるようにするには、
肩甲骨のポジションが重要となります。
その肩甲骨のポジションは、肩甲骨の上端が後方に移動する後傾のポジションです。
胸椎伸展位を保つ
ではなぜ、肩甲骨の後傾が大事かと言うと、このポジションにしないと腕が挙がらないからです。
背中を丸めると、後傾の反対、前傾位に肩甲骨は位置されますが、
試しに、この前傾位で腕を上げてみてください。
腕が真上に上がらない事が分かると思います。
この状態でラットプルダウンやオーバーヘッドプレスのような腕を挙げる種目を行うと、
肩甲骨に上腕骨がぶつかり、それを繰り返す事で肩関節内に炎症が起こり、痛みが発生します。
逆に背筋を伸ばして腕を上げてみると、肩甲骨が後傾するので、腕が耳の横まで挙げられるはずです。
(個人差あり)
このように、肩甲骨を後傾するには、背中を反らす胸椎伸展位を保つ必要があります。
この肩へのストレスが少ない姿勢でトレーニングをすれば、肩を痛める事なく背中を鍛える事が出来ます。
また、胸椎伸展位、肩甲骨後傾位のポジションは、
広背筋、大円筋、菱形筋、僧帽筋中・下部、胸椎周囲の脊柱起立筋群、
が収縮した姿勢ですので、これらが鍛えられ、
結果的に引き締まった背中が作られます。
肩甲骨で引く
背中のトレーニング種目の中でメイン種目となるものは、
腕を後ろに引くエクササイズが主です。
ラットプルダウンやローイングが代表です。
それらを行う際に、肩甲骨後傾位を保つには、
腕ではなく、肩甲骨を引く事が重要となります。
腕に力を入れてバーやダンベルを引こうとすると、
首に力が入り、背中が丸まってしまうので、猫背や肩こりを助長します。
そして、肩甲骨前傾位を作りますから、肩を痛める確率が増してしまいます。
腕ではなく、肩を下げ、肩甲骨を脊柱に近づけるように引くと、
胸椎進展して肩甲骨は後傾し、肩は安全なポジションで動き、
背中の筋肉達が協調しながら働いて、背中が引き締まり、
背筋が真っ直ぐのキレイな姿勢が作られていきます。
背中のトレーニングで肩を痛める事なく安全に効果を得るには、
肩甲骨を引く意識で行う事が大切ですよ。
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鎌倉 パーソナルジム body in space
営業時間:9:30〜18:30(最終案内17:00)
定休日:火曜日、不定休あり
会員制パーソナルジム
bodyinspace.kamakura@gmail.com
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