感覚の感度を高める事がトレーニング効果に繋がる #117
2025年1月6日
鎌倉、由比ガ浜大通りにある鎌倉 パーソナルジム body in space 代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。
ミッション
「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、
スタイルアップを健康に。
をコンセプトに、鎌倉 パーソナルジム body in space を立ち上げる。
背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで
“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、
一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。
- 〇〇の種目=効果ではない
- 主目的を意識する
- 感度を高める
〇〇の種目=効果ではない
トレーニングマシンの説明書きや各メディアで、トレーニングの種目に対して鍛える筋肉が示されるので、
〇〇の種目=○○の効果
が得られると、思い込んでしまうはずですが、
トレーニングはそんなに簡単ではありません。
狙った筋肉を鍛えるには、その筋肉が関与する関節を動かすべく方向に正確に動かす事が必要で、
動かす関節が動かしたい方向に動く為に、その関節が空間上で止まるようにする関節があり、
その関節を動かないように力を発揮する筋肉を、適切に活動させなくてはいけません。
簡単に言うと、
正しいフォームで行わないと、狙った効果は得られないという事です。
ですが、正しいフォームの習得は難しく、出来るようになったと思っても、また崩れていくもので、
前述の理解がなければ、フォーム修正は不可能でしょうから、
自分で修正出来ないのであれば、フォーム習得出来たと思った事は、認識違いと言えます。
ですから、正しいフォームと言っても、数回で習得出来るわけはなく、
何年、何十年トレーニングをしていたとしても、毎回常に集中してトレーニングを行わなくては、フォームは崩れます。
なので、フォームの完成はあり得ず、その時々の自分の状況にフィックスさせていく事で、
自分なりの正しいフォームを適合させていく意識を保つ事が大事だと考えています。
主目的を意識する
この正しいフォームで行うのに重要な事は、主目的を意識する事です。
主目的と言うのは、どこの筋肉を鍛えたいのか?であり、
1つ掘り下げれば、その鍛えたい筋肉はどの関節をどの方向に動かすのか?動かすべきなのか?の認識です。
腹直筋を鍛えたいのであれば、腰椎を屈曲方向に動かし、
尾骨から腰椎を丸める意識を持ちながら動かすので、
腹直筋の収縮が続き、腕や脚の余計な動きがなくなり、腹直筋に効きます。
これを、上体を起こす事と意識してしまうと、どんな方法でも上体を起こせばOKになるので、
腹直筋以外の筋肉が活動して、腹筋トレーニング効果は失われます。
感度を高める
この腹筋運動であれば、腰骨一つずつ動かす意識が、効果を得る大きなポイントとなります。
そしてこの事を達成するには、腰骨一つずつ動く感覚を感じなくては成り立ちません。
腰骨の動きが捉えられなければ、動きの調整が出来ないからです。
この感覚の感度を高めるには、腰骨一つずつ丸めていく事に集中して練習をすると、
徐々に感覚が研ぎ澄まされていきます。
キツくなって、上手く出来ないと思って、上体を起こそうとしてはダメです。
最後まで意識を高めて、腰を丸める事に集中します。
そうする事で、少しずつ筋肉に対する感度が引き上がっていきます。
トレーニングは、筋肉や関節の動きに対して敏感に感じる感覚があるから、
正しいフォームで行えて効果を得られます。
トレーニングを始める前に、
どこの筋肉を鍛える為に、どの関節をどの方向に動かすかを認識すると、
トレーニング効果に差が生まれますよ。
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鎌倉 パーソナルジム body in space
〈姿勢矯正×ダイエット〉専門ジム
営業時間:9:30〜18:30(最終案内17:00)
定休日:火曜日、不定休あり
bodyinspace.kamakura@gmail.com
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