体幹を使ったルーマニアンデッドリフトで反り腰を改善する #68
2024年9月20日
鎌倉、由比ガ浜大通りにある鎌倉 パーソナルジム body in space 代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。
ミッション
「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、
スタイルアップを健康に。
をコンセプトに、鎌倉 パーソナルジム body in space を立ち上げる。
背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで
“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、
一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。
- ルーマニアンデッドリフト
- 腰を反らさない方法
- 床への荷重を続ける
ルーマニアンデッドリフト
デッドリフトのバリエーションとして、ルーマニアンデッドリフトという種目があります。
これは、膝の屈曲角度が10〜15度程度の軽く膝を曲げた状態で行うデッドリフトです。
膝の動きがないので、股関節主動のヒップヒンジエクササイズです。
股関節の屈曲伸展の動きを覚えるのにもとても有効で、
私(木島)も多用する種目の1つですが、ルーマニアンデッドリフトの中でも行うのは、
スプリットスタンスか、シングルレッグで行うルーマニアンデッドリフトです。
理由は、歩行改善エクササイズとしての狙いと、
中臀筋の強化、抗回旋として腹横筋や腹斜筋の機能改善による、
片脚立位の安定性向上の目的があるからです。
腰を反らさない方法
デッドリフト全般で起こる代表的なエラーは、腰椎伸展で身体を起こす事です。
本来は、臀筋・ハムストリングスで身体を起こすのですが、
股関節と体幹の機能低下によって、初めの動き出しが腰に変わってしまい、
腰椎の過剰運動によって腰部の筋肉が過緊張を起こして、腰が反った状態の定着、
反り腰を誘発してしまうのでないかと考えられがちです。
しかし、本来のルーマニアンデッドリフトは股関節を動かして、腰椎は動かず安定している姿勢をとる動作です。
では、本来のルーマニアンデッドリフトを行う方法ですが、
ポイントは2つ。
1つ目は、骨盤を起こす意識を持つ事です。
前傾した身体を直立姿勢に戻す時に、上半身を起こそうとすると、腰が動いてしまいます。
正しく股関節伸筋を使ってルーマニアンデッドリフトを行うには、
体幹を前傾して下を向いている恥骨が正面を向くように、
骨盤をニュートラルに戻す意識で身体を起こします。
そうする事で、骨盤-腰椎が腹筋によって制御され、初動で股関節が駆動しやすくなります。
床への荷重を続ける
そして、2つ目は、
足裏で床を押し続けるように、床への荷重を続ける事です。
足裏(踵)に力を伝える事で、股関節は外旋伸展方向に動くのでお尻の筋肉が活動され、
お尻の筋肉によって骨盤が起きてきます。
この反応を利用する為に、足裏で床を押し続ける事がとても重要となります。
反り腰改善には、その原因の一つである腰の過伸展を抑える事が大切で、
腰よりもお尻の筋肉を働かせる動かし方を身体に覚えさせる為に、
ルーマニアンデッドリフトを使うのは有効ですよ。
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鎌倉 パーソナルジム body in space
営業時間:9:30〜18:30(最終案内17:00)
定休日:火曜日、不定休あり
会員制パーソナルジム
bodyinspace.kamakura@gmail.com
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