オーバーヘッドプレスで腰痛を予防する #34

2024年8月7日

鎌倉、由比ガ浜大通りにある鎌倉 パーソナルジム body in space 代表 木島の身体づくりへのこだわりブログ。

ミッション

「世界をリードし活躍する”カッコ良い”人物への成⻑に貢献する」を掲げ、

スタイルアップを健康に。

をコンセプトに、鎌倉 パーソナルジム body in space を立ち上げる。

背中が丸くならない美しい姿勢と歩き姿をつくるパーソナルトレーニングで

“美しくしなやかに動くカラダ”へ導き、

一生健康で自分らしく在りたい方達の、ライフパフォーマンスの向上を日々サポートしています。

  1. オーバーヘッドプレスを行う条件
  2. 背中のトレーニングとして行う
  3. 姿勢を整える

オーバーヘッドプレスを行う条件

ダンベルやバーベルなどのウェイトを肩の高さから頭上に持ち上げるエクササイズに、

オーバーヘッドプレスがあります。

一般的には、肩と腕を鍛えるトレーニングとして知られていますが、

私(木島)は、背中のトレーニングとして行っています。

狙っている効果は、姿勢や腰痛の改善です。

肩や腕を太くする為ではありません。

しかし、このオーバーヘッドプレスを行うには条件があり、

この条件をクリアできている方でないと、肩・首の怪我をする可能性があるので、行う事が出来ません。

その条件は、バンザイをした時に腕が耳につく事。

この肩の可動域がなければ、オーバーヘッドプレスはとても危険なものになります。

ですから、ある程度、身体の準備が出来ている方でないと、

指導で行う事はなく、中・上級者向けのエクササイズです。

背中のトレーニングとして行う

ではなぜ、肩ではなく背中のトレーニングとなるのでしょうか?

それは、オーバーヘッド(バンザイ)の姿勢を考えると理解出来ます。

オーバーヘッドの腕の位置にするには、肩の屈曲が180度まで必要で、

その為には、肩甲骨は上端が後方に移動する後傾と、胸椎伸展が伴います。

ですから、肩甲骨を下方に引き胸椎伸展させる背中の筋肉を働かす事となりますから、

オーバーヘッドのポジションをとるには、背中の筋肉で肩の安定性を高める事が不可欠となります。

姿勢を整える

肩甲骨後傾と胸椎伸展は、姿勢改善には必須の関節運動です。

猫背のような不良姿勢は、肩甲骨前傾と胸椎屈曲が亢進している状態なので、

その反対の動きで矯正していく事が必要となります。

オーバーヘッドプレスは必然的に肩甲骨後傾と胸椎伸展が起こり、姿勢改善に効果的なエクササイズとなります。

結果として、脊柱のニュートラル化に近づいていきますから、

体幹が適正に働きやすい肋骨と骨盤のポジションとなり、腰を保護する環境が整いますので、

腰痛予防効果が期待できると考えます。

オーバーヘッドプレスは、背中のトレーニングと思って行うと、

体幹の引き締まった、痛みなく動ける身体に向かっていきますよ。

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鎌倉 パーソナルジム body in space
営業時間:9:30〜18:30(最終案内17:00)
定休日:火曜日、不定休あり
会員制パーソナルジム
bodyinspace.kamakura@gmail.com
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